喫茶去（きっさこ）

禅に「まぁ、お茶でもどうぞ、召し上がれ」と
心を開いて客人を迎え入れる「喫茶去」という言葉があります。

私たち、IDOCHA KYOTO（イドチャ京都）がお届けしたいのは、
素を大切にする茶懐石をテーマにしたコース料理です。
旬の食材は、日々の天候に敏感で繊細な味覚を毎日維持できるとは限りません。
よって私たちには、決まったメニューが存在しません。
言い換えれば、その一瞬一瞬を大切にする
一期一会の料理をお届けしようと思っているのです。
和と洋の揺らぎを表現したお菓子や、
料理に合わせたワインのマリアージュも準備します。
全てのコースは、最後の一服のお茶へと繋がっていくのです。

「水」を整えること。「心」と「体」が静まること。
何もないのに、そこに全てが存在する。
私たちの理想とする姿を追い求めて…。